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油断しないで!今年もしっかり インフルエンザの予防と対策
今シーズンも油断せずに警戒を
photo重症化に注意が必要なインフルエンザ
 毎年、秋から春にかけて流行するインフルエンザを「季節性インフルエンザ」と呼びます。2009年に出現した新型インフルエンザも、流行の沈静化に伴って、2011年4月1日以降は季節性インフルエンザとして扱われています。

 インフルエンザの症状は、かぜよりも強く、38℃以上の発熱が比較的急速に始まるのが特徴で、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感(けんたいかん)などの全身症状のほかに、のどの痛み、せき、鼻水なども現れます。通常こうした症状が5日間ほど続きます。

 また、インフルエンザに感染した場合、気管支炎や肺炎なども併発することが多く、65歳以上の高齢者がかかると重症化し、死に至ることも少なくありません。また、乳幼児も脳炎を起こすと命にかかわることがあります。

毎年、人口の1~2割が感染
 国立感染症研究所・感染症情報センターによると、季節性インフルエンザには毎年、人口の1割から2割が感染しているそうです。一度感染した人は免疫を持つため、感染しにくくなります。そのためインフルエンザウイルスは、生き延びるために少しずつ抗原を変化させるしたたかさがあり、そのために毎年、世界中で流行します。

 インフルエンザウイルスに対しては、従来からワクチンによる予防接種が行われており、毎年流行前に接種を受けることが勧められています。(インフルエンザの予防接種>
 また、流行期には学校閉鎖や学級閉鎖になったり、仕事を休まなければならない状況が起こり得るので、予防接種だけでなく、手洗いやうがいなど自分でできる感染予防を心がけることが大切です。

●高病原性鳥インフルエンザが人間に感染しやすく変異?

病原性が強く、感染すると6割近い致死率があるといわれる鳥インフルエンザ(A/H5N1)について気になる調査結果が発表されました。インドネシアで豚に感染し、一部が人間にも感染しやすいウイルスに変異していることを東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームが突き止めたというものです。
これまで見つかっていた高病原性の鳥インフルエンザは人間には感染しにくいタイプでしたが、豚インフルエンザは人間にも感染するため、豚の体内で人間に感染しやすいタイプに変異したのではないか、さらに、人間に感染しやすい高病原性のウイルスが、私たちが気づかないうちに広がる恐れがある、と研究チームは見ています。

出典:米疾病対策センター(CDC)の専門誌「新興感染症」電子版
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