厚生労働省は1月15日、2018年第1週(1月1日~1月7日)のインフルエンザの発生状況を発表しました。

 定点医療機関1施設当たりの報告数(1週間当たり1つの医療機関で診察した患者数)は16.31となり、この数値を元に推計した全国の患者数はおよそ124万人と、前の週から約23万人増加しました。
 都道府県別にみると、宮崎県(34.17)、沖縄県(31.76)、大分県(28.93)、福岡県(28.14)の順となり、全国的に流行が拡大しています。また、今シーズンのこれまでの累積受診者数は約383万人と推計されています。

 インフルエンザの主な感染経路には、感染した人の咳やくしゃみによってウイルスが飛散し、これを健康な人が鼻や口から吸い込んで感染する「飛沫感染」と、感染者がくしゃみや咳などを手で押さえた際にウイルスが手に付着し、その手が触れたドアノブなどを別の人が触れ、その手で自分の鼻や口などを触ることによって感染する「接触感染」があります。

 咳やくしゃみが出る時は、他の人へうつさないように「咳エチケット」を守りましょう。(1)マスクは鼻から顎までを覆い、隙間がないように正しくつける、(2)マスクがない場合はティッシュやハンカチで口・鼻を覆い、使ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、ハンカチはなるべく早く洗う、(3)マスクやティッシュ、ハンカチが使えないとっさの場合は衣服の袖や上着の内側で口・鼻を覆うなどを心がけましょう。さらには、こまめに手を洗うことも、感染の拡大防止につながります。

 なお、厚生労働省では、人気マンガ「進撃の巨人」とコラボレーションした、咳エチケットの啓発ツールを作成しています。

厚生労働省 咳エチケット啓発ツール
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html