インフルエンザが大流行しています。厚生労働省が2月9日に発表した、2018年第5週(1月29日~2月4日)のインフルエンザの発生状況によると、全国約5,000の医療機関から1週間に報告された患者数は1医療機関あたり54.33人で、統計を開始した1999年以降、3週連続で過去最多を更新しました。

 この数値を元に推計した全国の患者数は約282万人となり、前週の推計値(約274万人)よりも増加しています。
 都道府県別にみると、大分県(77.09人)、福岡県(69.96人)、埼玉県(68.29人)、神奈川県(66.31人)、高知県(66.19人)の順となっています。また、今シーズンのこれまでの累積受診者数は約1,393万人と推計されています。
 なお、国内のインフルエンザウイルスの検出状況は、今年に入ってからはB型が最も多く、次いでAH3型、AH1pdm09型の順となりました。

 今シーズン、患者数が激増している背景の一つとして、A型とB型のインフルエンザが同時に流行していることが挙げられます。通常、B型のインフルエンザは、A型の流行が落ち着いた2月~3月頃にかけて流行しますが、今シーズンは昨年末から拡がっています。
 また、A型とB型が同時に流行しているため、インフルエンザに複数回感染する可能性がありますし、とくに大人の場合、B型はA型ほど高熱が出にくいため、インフルエンザと思わずに外出して感染を拡げてしまう恐れもあります。

 とくに流行中は、十分な睡眠やバランスのよい食事で体の抵抗力を高めると同時に、こまめに手を洗う、人混みへの外出を控えるなど、体調管理を一層万全にして感染予防に努めましょう。